〜“言葉が出てこない”
本当の理由〜
スマホの前で固まってしまう時間。
「今日は何を書こう…
いや、誰に向けて書いてるんやっけ?」
私にも、そんな時期があるある~。
めっちゃあったよ!!!
忙しい朝の時間。
子どもが道端の石ころを
宝物みたいに拾ってて、
「もう〜遅れる〜💦」とか言いながら、
なぜかふと、「この感じを、どう言葉にできるんやろ?」って思ったんよね。
でも…スマホを開いても、手が止まる。
書きたいような、書けないような。
その原因、
あとから気づいたけど——
“コンセプト”が
曖昧やったから。
もくじ
コンセプトって、何かを「決める」ことじゃない
よく「コンセプトを決めましょう」
って言われるけど、
実はコンセプトって、
「キャッチーなフレーズを考えること」でも、
「肩書きをオシャレにすること」
でもないんよね。
もっと根っこにあるのは、
●誰の、どんな願いに寄り添いたいのか?
●自分は、どんな経験・視点を持って、その人に伴走できるのか?
これを、自分自身と
対話しながら育てていくこと。
たとえば私の場合…
以前、生徒さんでこんな方がいてね。
センスもあって、経験もあって、
人としてめちゃ魅力的なのに——
ご本人は、
「いや〜でも、私って
何が強みなんですかね?」
って、首かしげてたんよね~。涙
SNSの発信も、毎回しんどそうで。
テンプレっぽい投稿はできるけど、
「これほんとに言いたいことかな?」
って、投稿するたびにもやもや…。
“がんばって書いてるのに、
自分がどんどん遠ざかってる気がする”
っていって、私のところに来てくれたの。
で、いろいろ対話しながら、
ちょっとずつ深掘っていったんです。
たとえば、
-
「つい応援したくなる人って、どんな人?」
-
「その人の“しんどさ”、なんで他人事に思えないんやろ?」
-
「それって、昔の自分とどこか似てない?」
そんなふうに、
あれこれ話すうちに、
ポロッと出てきた言葉があって。
「がんばってるのに、自信だけが
ずっと追いついてこなかった自分。
そんな昔の自分みたいな人に、
“もうそのままで、魅力だだ漏れてるよ!
”って伝えたい。」
その瞬間、
空気がふっと変わったんです。
「それ、それ〜!
ほんまそれが言いたかった!」
って、自分の中でものすごくしっくりきた顔してて。
そこからの発信はもう、
別人レベルで伝わるようになって。
言葉のあたたかさも、
伝えたい想いも、急に
“届く言葉”に変わったんよね。涙
コンセプト=「こうなりたい未来」と「届けたい価値」
コンセプトって言うと
難しそうやけど、
シンプルに言えば、
「こういう状態の人が → こうなりたい!」
そのために「私は、こんな価値を届けるよ!」
という、
自分の発信の“地図”。
これがあると、発信のたびに
「誰に届けたいのか」
「どんな未来に案内したいのか」が定まって、
言葉がスーッと出てくるようになる。
逆にこれがぐらついてると、
「今日は何がバズってる?」
「とりあえずリール撮るか…」って、
発信が“風まかせ”になってまうんよね。
みんな、葉っぱばっかり気にしちゃうけど…
インスタのテクニックとか、
ストーリーの見せ方とか、
もちろん大事。
分かる。それもめっちゃ気になるよね。
(そこは、すんごいわかるんよ~)
デモ、でも
それって全部「葉っぱ」やから。
根っこ(=コンセプト)
が育ってないと、
見た目は立派でも、
強風ひとつでグラグラ倒れる。
そして
「なんでこんなに頑張ってるのに…」
って、しんどくなってしまうことも。
じゃあ、どうやって“根っこ”を見つけるの?
魔法みたいにパッとは見つからないけど、
まずはこんな問いを、
ゆっくり自分に投げてみてほしい。
🔍「私は、どんな人の“しんどさ”に敏感なんやろ?」
🔍「そのしんどさ、なぜ気になる? 自分も似た経験があるから?」
🔍「その人が“ほっとする未来”って、どんな姿やろ?」
🔍「私は、それにどんな言葉・視点・サポートで寄り添える?」
最初は言葉にならなくても大丈夫。
むしろ、うまく言えない時こそ、
ちゃんと“本音の種”
がある証拠やったりする🌱
まとめ:発信の「地図」を、自分の中に育てよう
何を発信したらいいか分からなくなるのは、
発信する力がないからじゃない。
ちゃんと「根っこ」に向き合おうとしてる証。
テクニックを学ぶ前に、
まずは自分の中に、
静かに問いを投げてみて。
焦らなくていい。
うまく言えなくてもいい。
“これ、私が伝えたいねん!”って言える言葉は、
ちゃんと、自分の中にあるから。
今日も、一緒に🌳言葉を育てていこうね~✨